大量供給された第三次マンションブーム(1972~1973)のマンションが一斉に築30年を迎えます。老朽化マンションの改修、建替え等の問題にどう取り組むかという課題は増すばかりです。
区分所有法の一部改正、マンション建替え円滑化法の施行で建替えを検討する組合が多くなっているのも事実です。
すでにマンション建替え円滑化法の認可を受けた建替組合施行の建物が完成し、入居を終えたマンションも増えてきました。
今回の講演会では、数多く建替え事業に携わり経験と実績の豊富な「NPOマンション再生なび」の理事 関根 定利 氏に主として事例からマンション建替え合意形成の勘どころについて、居住者発意の初動期、建替え推進、建替え決議の中期から組合設立権利変換までの各段階でのポイント、課題等を実例や経験を通してご講演いただきます。
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