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6.コンサルタントなしでデベロッパーが行う事業のメリット、デメリットを教えてください。
   
コンサルタント費用が不要となることが最大のメリットであると考えられます。ただし、これをメリットと考えるかどうかについては慎重な判断が必要です。コンサルタントの基本的な役割は専門家としての知識と経験に基づいて与えられた課題の解決に受けた公正で客観的な判断を示すことにあります。デベロッパーと区分所有者は共同して事業を進めようというパートナーであると同時に、将来は保留床の売り手と買い手という関係に立ち、いろいろな場面で区分所有者と利益が相反する関係に立つことになります。そのような場合に、いわば素人の集団である区分所有者側に立ち、利害を調整する役割を担うコンサルタントがいるか、否かで事業への信頼は大きな異なることを正しく認識しておくことが大切であると考えます。

これらの問題を避けるためには、コンサルタントを選ばない場合でも最初から特定のデベロッパーに依存するのではなく、選定の過程においては競争原理を充分に働かせて実績や条件を比較検討し、区分所有者全員が納得する形でデベロッパーの選定を行うことが重要です。
 
 
 

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