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ライフラインの備えとして、どのような事が考えられますか?
   
災害時のライフラインとマンション設備

マンションは公共からライフラインをとおして水道・電気などの供給を受けることではじめて機能することができます。大地震がきても壊れない建物構造であったとしても、外部からライフラインの供給が遮断されれば、そこで人間が生活することは難しくなります。1995年の阪神淡路大震災ではライフラインの供給がストップしてから復旧までに、およそ、

  • 電気:3日程度
  • 水道:1週間から1ヶ月程度
  • ガス:3週間から2ヶ月程度 、かかりました。

ですから、大地震=広域な災害と考えれば、公共のライフラインがダウンしても数日間は自給できるマンションであることが地震に強いマンションの条件の一つといえます。

  そのためには、マンション内部の設備を地震に対して強化すると共に、ある程度の「水源や電源」を確保しておくことが望まれます。
 
管理組合として行えるライフラインの備蓄対策

 大地震がくれば、公共のライフラインがダウンすることを覚悟しなければなりません。各個人で行う備蓄対策や防災グッズは別として、ここではマンション管理組合が共用設備に対してできることを列記してみます。特にマンションの設備は、ほとんどが電気を頼りにしてますので、電気設備が機能しなければ、ポンプも動きませんので蛇口から水も出ません。

  • 非常用電源を設置する(自家用発電機、蓄電池など)
  • 自然エネルギーを活用した発電設備を設置する(太陽光発電など)
  • 地下水槽(防火水槽や雑用水槽)を設け、災害時に汲み上げる非常用小型ポンプや濾過装置を常備しておく。
  • 受水槽に緊急遮断弁と感震器を設け、地震時における水源の流出を防ぐ。
  • 受水槽内の隔壁を工夫し、給水車からの補給対応をはかる。
  • 受水槽に非常用取水栓を取り付け、取水できるようにする。 など


受水槽の給水車対応の例
市の補助金を活用した受水槽に緊急遮断弁を設置したマンション実例
(浦安市・築25年・1100世帯)
受水槽に非常用取水栓を設置した例
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マンション再生協会