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地震に対して備えておくものはありますか?
   

大地震で被災した人々が、避難所で避難生活を送る様子が度々報じられます。日本では被災経験を通じて、避難所での生活に対してより適切な支援活動がされるようになってきました。

しかし、都心部で大地震が起きた場合、かなりの避難所不足が予測されており、住宅に被害が無い者は自宅で生活しなければならないと考えられます。特に、超高層マンションでエレベーターが停止すると、容易に外と行き来ができなくなり、自宅で暮らせることが重要になります。そのことも踏まえて、各住戸にあった備えが必要です。

  また、マンションでは大切なライフラインのほとんどが共用部分であり、管理組合が陣頭指揮をとって、建物の安全を確保する必要があります。管理員や管理会社、設備管理会社等が来てくれるまでに日数を要することもあるため、管理組合自身で建物の状況把握とともに、居住者の状況把握ができる体制が望まれます。

まちの被害が大きい場合は、地域内の自治会や防災組織との協力も必要になります。さまざまな業務が必要になりますから、協力できる人材を確保し、日ごろからチームワークを高めておくことが災害を乗り切るコツといえるでしょう。

(1) 住戸ごとの対策
  • 住戸内で安全に暮らせるように家具の転倒防止を行う。
  • 火災で二次災害を発生させないよう、消火器等を準備する。
  • 3日分の食料・水、常備薬、工具類、その他防災グッズを備えておく。
非常時用の生活用水を備えておく(風呂の残り湯等)。

(2) マンション管理組合での対策

  • 緊急時の体制、安全確認方法等を記した災害マニュアルの作成。
  • 復旧対策本部として機能できる集会室、管理室等の整備。
  • 居住者・区分所有者名簿の作成と使用方法の取り決め。
  • 建物の設計図書や設備機器等の取扱説明書の保管。
  • 備品の保管(工具、清掃用品、園芸用品、お祭り・イベント用品等の活用)。
  • 居住者の把握(管理組合活動、コミュニティ活動、付き合いを通して)。
※これらの備品類は日ごろから活用し、保管場所・鍵等を周知し、不具合を点検しておくこと
マンションで活用できる備品















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マンション再生協会